6月29日にtoiにて開催された「個性が抽出される手網焙煎コーヒーの会」をレポートします。
この日の先生は、喫茶イレブンの焙煎士の天白さんとtaya coffee/奈良高専の田谷くん。
まずは参加のみんなで自己紹介をしました。今回は”
焙煎をしながらそれぞれの性格に気づいていけるかな。
自己紹介を終え、いざ焙煎に。
焙煎はtoiの庭で。
レクチャーを受けてから、まずは豆の選別をしていきます。
コーヒーの豆の中には不純物や虫食いのあるもの、
生のコーヒー豆を見るのも触るのもみんな初めて。
白っぽくてとてもかたい生のコーヒー豆。
今回使うコーヒー豆はコロンビアの豆です。
選別には明確な基準はありません。
ひとつひとつアウトかな、セーフかな、
生の豆には水分が含まれているので、
ポップコーンの元の固い豆をフライパンで炒るとポンと弾けてふわ
コーヒー豆をコンロの上でカシャカシャと振ってコーヒー豆を焙煎
コーヒー豆に熱が均一にいかないと生の豆と焦げた豆が混ざってし
力強く左右に振る人
くるくる回すように振る人
縦にも大胆に振ってみる人
じっくりと色が変わってピーナツみたいな色になって、
パチッパチッという音が聞こえたら1回目の”爆ぜ(はぜ)”
爆ぜる音が聞こえてきたと思ったらコーヒーのいいにおいがテント
コーヒー豆の色や爆ぜる音を頼りに加減を見て火から下ろします。
1の爆ぜが終わったら後は各々好きなタイミングで下ろしていきま
「このくらいかな?」
「なんか名残惜しくなってきたからもうすこしやってみようかな」
火から下ろしたらすぐにうちわであおいで冷まします。
下ろしてみるとひとりひとり豆の色もぜんぜんちがう。濃い色、
焙煎にかかる時間も10〜30分と、人それぞれ。
焙煎が終わったらコーヒー豆を挽いてコーヒーの抽出をしていきま
コーヒー豆の焙煎の具合によってコーヒー豆を挽くときの音も変化
がんばって耳をすませて聞いてみたけど違いがわかるような、
ドリッパーにセットして、今回は熱湯で淹れます。
お湯をそそいで、少し蒸らす。むくむくとふくらむコーヒー豆。
お湯をそそいだときのふくらみ方、豆の色、
ひとりひとりが焙煎したコーヒーをみんなで味比べをしながら飲み
香り、口あたり、味…
ひとつひとつじっくりとあじわいながら感想をぽつぽつと。
お店で飲む味だ〜
スッキリしてるね
優しい味がする
苦味がつよいかな
親子を感じる!
お花みたいに華やかなかんじ
ゴクゴク飲めるね
旅人っぽい
色もひとつひとつ違うね
手網焙煎は同じ人が同じようにやっても、
慎重に味の違いをたのしみます。
少し時間を置いて冷めたものはまた味が変わるのも面白い。
同じ豆、同じ挽き方、
焙煎の違いでこんなに味が変わるんだ!という発見。
コーヒーを飲むときに、