6/29に実施する「個性が抽出される手網焙煎コーヒーの会」。連動企画として、奈良のコーヒー屋さんを巡ることにしました。
運営のアシスタントをする田谷えいごくん(tayacoffee/奈良高専生)、そしてしーちゃん(Hellolife)と出発。さあ、行ってみよう。
1軒目に訪ねたのは「夢二香房」さん。
「うちを1軒目に選んだの間違いかもしれませんね、帰れませんよ(笑)」というマスターの言葉。
10時のオープンに合わせて訪問。そして12時の出発まで、じっくりとお話を聞かせていただくことに。
いただいたのは、「」と「」。奈良市で言えば、「こっちは大和西大寺」「こっちは新大宮」みたいな。ご近所で採れた豆を、飲み比べてみます。ちなみにこれ、とっても珍しいコーヒーなのだとか!
「アマレロという黄色く熟す豆と、赤く熟す豆の交配種なんです。ピンクに熟すから、ピンクブルボン。一本の木から取れる実の量も半分ほどなので、絶滅の危機に瀕していたんですけどね」「そうした中、現地商社がピンクブルボンプロジェクトを立ち上げました。コーヒー豆の単価って(スペシャルティをのぞいいて)下がっているんですね。だから、農家さんが生産品目を変えたりしている現状があります。現地商社が生産を希望する農家さんに苗木を渡して、設備を用意して。地域経済を豊かにする仕組みを作っているんです」
へえ。コーヒーから経済が見えてくるんだなあ。
夢二香房が届けたいもの
「上質な日常を提案したい。マスターが『この淹れ方じゃないとあかん』、ではなくて。
淹れ方も選べます
そうした思いがあるので、「ペーパーフィルター」「金属フィルター」「ナイロン」と3種類の淹れ方が選べます。
「金属は、よくも悪くも豆の味そのものが出ます」
こちらも来てねーっ!
(こーくん)